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ビットーネ Vittone, Bernardo Antonio

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ビットーネ
Vittone, Bernardo Antonio

[生]1705. トリノ
[没]1770.10.19. トリノ
イタリアの建築家。ローマで学んだのち,1733年トリノに戻り,ピエモンテを中心に活躍。幾何学を基礎とし,円形,八角形,楕円形など,外観に波形が現れる集中式平面を考案して,独特なバロック様式を展開した。 27の聖堂をはじめ多数の礼拝堂,病院や宮殿などを設計。 G.グァリーニの『公共建築論』 Architettura civile (1737) を編集したほか,自身も2冊の建築手引書 (60,66) を著わすなど,建築理論家としても知られる。主要な作例は,バリノットの巡礼礼拝堂,ブラのサンタ・キアーラ聖堂 (42) ,ビラノーバ・ディ・モンドビのサンタ・クローチェ聖堂,トリノのサンタ・マリア・ディ・ピアッツァ聖堂 (51~54) 。

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世界大百科事典 第2版の解説

ビットーネ【Bernardo Vittone】

1702‐70
イタリア・バロック末期の建築家。トリノ生れ。ピエモンテ地方を終生の仕事の場とし,もっぱら田舎の小教会堂を数多く手がける。同じくピエモンテ地方で活躍したバロック建築の大家グアリーニの精緻な空間構成と,サボイア王室建築家ユバラの舞台装置的効果とを巧みに融合させ,構造的創意を加えて,幻想味豊かな,ロココ的ともいえる,密度の高い集中式教会堂をつくり出した。【福田 晴虔】

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