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ビトリス Bitlis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ビトリス
Bitlis

トルコ南東部の都市で,同名県の県都。バン湖の南西,標高 1400mに位置する。チグリス川の支流ビトリス川の狭い渓谷にあり,バン盆地からメソポタミアへ出る唯一の経路を左右する戦略的位置を占める。古代アルメニアの資料にはバゲッシュとしてしばしば言及され,アラブ,アルメニア,ビザンチン,イル・ハン国,モンゴルの支配を経て 14世紀にはクルド族の一王朝が興り,オスマン帝国を宗主国として 1847年まで支配した。その後オスマン帝国に編入された。 19世紀末にはアルメニア人の暴動で大きな被害を受け,第1次世界大戦中はロシア軍に占領されて人口は減少し,特産の織物と染色の工業も損害を受けた。人口3万 8275 (1990推計) 。

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デジタル大辞泉の解説

ビトリス(Bitlis)

トルコ東部の町。同国最大の湖、バン湖の西約15キロメートル、ビトリス川が刻む谷間に位置する。住民の大半をクルド人が占める。タバコの産地として有名。アレクサンドロス大王の部下ベドリスが建造したというビトリス城があり、町の名の由来となっている。また、セルジュークトルコオスマン帝国時代のモスクや神学校などの歴史的建造物が残る。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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