コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ビリジアン viridian

翻訳|viridian

3件 の用語解説(ビリジアンの意味・用語解説を検索)

色名がわかる辞典の解説

ビリジアン【viridian】

色名の一つ。ビリジャン、ヴィリディアンとも表記する。JISの色彩規格では「くすんだみの」としている。一般に、水酸化クロムを主原料とする顔料のような、やや青みがかった緑をさす。この顔料は1859年にフランスで発見され、主に絵の具や塗料などに用いられている。ビリジアンラテン語で緑の成長を意味する。

出典|講談社
(C)Kodansha 2011.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

ビリジアン【viridian】

酸化クロムを主成分とした青緑色の顔料。また、その色。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ビリジアン
びりじあん
viridian

1859年フランスのギネーGuignetによりつくられた緑色顔料。ギネーグリンともいう。重クロム酸カリウムK2Cr2O7あるいは重クロム酸アンモニウム(NH4)2Cr2O7に、ホウ酸H3BO3を重量比で4倍以上配合し、600~750℃で焼成、溶融物を熱湯で洗浄後、乾燥して得られる。組成はまだ確定されていないが、クロムの価数は三価で、H2OかOHのいずれかの形で水が含まれている。加熱すると約300℃以上で、脱水により黒みを帯びるようになり、酸化クロム()を生成する。油絵の具、水彩絵の具には欠かせない顔料の一つで、ほかにペイント、エナメル、ラッカー、プラスチックの着色剤としても用いられる。[大塚 淳]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のビリジアンの言及

【水酸化クロム】より

…熱すると脱水して酸化クロム(III)Cr2O3となる。緑色顔料として知られるビリジアンviridianはCr2O3・2H2Oであるとされる。【中原 勝儼】。…

※「ビリジアン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

ビリジアンの関連キーワードインディアンハリジャンパリジャンボードビリアンナビリオひかりジャンボメリディアン メリディアンチモシーリディアンラピス・リディアスヴィヴィアン・ウエストウッド レッドレーベル

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone

ビリジアンの関連情報