ビーフストロガノフ(英語表記)beef stroganoff

デジタル大辞泉 「ビーフストロガノフ」の意味・読み・例文・類語

ビーフ‐ストロガノフ(beef Stroganoff)

ロシア料理の一。牛肉薄切りをタマネギと一緒にいため、サワークリーム入りのソースで煮込んだ料理。名は、ロシアの外交官ストロガノフにちなむ。

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精選版 日本国語大辞典 「ビーフストロガノフ」の意味・読み・例文・類語

ビーフ‐ストロガノフ

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] beef Stroganoff ストロガノフはロシアの外交官の名 ) ロシア料理の一つ。牛肉の細切り玉葱マッシュルームを炒め、サワークリームソースを加えて煮込んだ料理。ロシア語名ベフ‐ストロガノフ。

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「ビーフストロガノフ」の解説

ビーフストロガノフ【beef stroganoff】

ロシア料理の一つ。牛肉・たまねぎ・マッシュルームなどを炒めてスープと「スメタナ」と呼ばれるサワークリームを加え、煮込んだもの。トマトドミグラスソースを用いて煮込むものもある。揚げたじゃがいもやバターライスをそえることが多い。◇19世紀にロシアのストロガノフ伯爵の料理人が考案したとされる。「ストロガノフ」ともいう。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のビーフストロガノフの言及

【ロシア料理】より

…古くからロシア人の食べ物として知られたのは,ライ麦からつくる黒パン,各種の穀物の粥(カーシャ),デンプンを用いるゼリー状のキセーリなどで,これらは12世紀以降の年代記などにあらわれる。飲物としては麦芽を発酵させてつくるクワス,蜜酒,ビールが愛好され,ややおくれてウォッカがこれに加わった。各種の獣肉,鳥,魚も早くから食されたが,チョウザメの卵であるキャビアが本格的にロシア料理に取り入れられたのは,16世紀後半にカスピ海に注ぐボルガ川の下流がロシアの領土に組み入れられてからである。…

※「ビーフストロガノフ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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