ビーム(読み)びーむ(その他表記)Beam Inc.

精選版 日本国語大辞典 「ビーム」の意味・読み・例文・類語

ビーム

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] beam )
  2. 建築物の梁(はり)、桁(けた)
    1. [初出の実例]「ビイムの裏を探すと」(出典:猿(1916)〈芥川龍之介〉)
  3. 光や電子の流れ。光束。電波の束。

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知恵蔵mini 「ビーム」の解説

ビーム

米国の大手酒造メーカー。2011年、米複合企業のフォーチュン・ブランズが擁していた蒸留酒部門が分離し設立された。「ジムビーム」「メーカーズマーク」「ラフロイグ」といったウィスキーの世界的ブランドを始め、ウオッカテキーラなど幅広く蒸留酒を手がけており、13年度の売上げは約25億ドルと蒸留酒の分野で世界4位。14年1月13日、サントリーホールディングスが、ビーム社の全株式を総額160億ドル(約1兆6500億円)で取得、買収することで合意したと発表。これによりサントリーは、蒸留酒の売上げで世界3位になる見通し。

(2014-1-15)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ビーム」の意味・わかりやすい解説

ビーム
beam

粒子の集団または波長の短い波が共通の方向に,流れとなって進行するもの。電子ビームのような粒子線光線,X線ビームなどはその例である。一定方向のビームを取出すにはスリットの組合せなどを用い,また鏡,レンズ電磁レンズなどを用いて方向を変えたり,集束,発散させたりする。

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「ビーム」の解説

ビーム

NewtonやZaurusといった携帯型情報機器の赤外線通信機能。住所録情報、メモ、スケジュール、写真などのデータを赤外線で送信することを「ビームする」と表現することが多い。

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世界大百科事典(旧版)内のビームの言及

【梁】より

…ビームともいう。建物,橋などにおいて,屋根,床などの荷重を支持するため,あるいは柱,壁などの鉛直部材を相互に連結補強するために水平にかけ渡される部材の総称。…

※「ビーム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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