デジタル大辞泉 「ファイラカ島」の意味・読み・例文・類語 ファイラカ‐とう〔‐タウ〕【ファイラカ島】 《Failaka》ペルシア湾北西部、クウェート湾の入口にある島。首都クウェートの沖合約20キロメートルに位置する。1950年代に、紀元前3000年頃から前1000年頃までの青銅器時代の遺跡が発見された。また、その後の調査で古代ギリシャの遺物や遺跡などが見つかり、ペルシア湾岸で最も早くヘレニズム文化を受容した場所の一つと考えられている。避暑地としても知られる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ファイラカ島」の意味・わかりやすい解説 ファイラカ島ファイラカとうFaylakah ペルシア湾の最奥部にあるクウェートの海岸近く,クウェート湾の入口近くに位置する島。クウェート領で,面積 39km2。住民の大部分は北西端の村,ザウルに居住している。ほとんどはクウェート政府の総合的な援助を受けているが,その生業は,漁業と考古学的発掘作業の労役である。この島は考古学的に重要で,前 2500年頃の居住跡が発見されており,これまでも調査が続けられている。人口 5832 (1985) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by