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ファン・ホントルスト Gerrit van Honthorst

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世界大百科事典 第2版の解説

ファン・ホントルスト【Gerrit van Honthorst】

1590‐1656
オランダの画家。テルブリュッヘンと並ぶ〈ユトレヒトカラバッジョ主義者〉の中心的存在。ブルマールトA.Bloemaertに師事ののち1610年ころから20年までローマに滞在し,カラバッジョの自然主義の影響を受け,ろうそくの光による強烈な明暗を見せる人物を題材にした一連の夜景で独自の画風を確立した。しかし30年代後半にハーグの宮廷に重用されてからは,ルーベンスファン・デイク風の肖像画,神話画に転向している。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のファン・ホントルストの言及

【オランダ美術】より

…もちろんだからといってオランダが国際的な潮流とまったく無縁だったわけではない。ユトレヒトでは1610‐20年代にテルブリュッヘン,ファン・ホントルストらのイタリア帰りの画家がカラバッジョ様式を移植して大胆な明暗法によって広範な影響を残し,アムステルダムではエルスハイマーの影響から出発したラストマン一派が物語性を重視した聖書や神話の主題の明快な表現によってレンブラントをはぐくむ土壌を準備した。しかし大多数の市民たちは,特別の知識がなくても素直に享受できる親しみやすい画題を好んだため,15世紀以来ネーデルラント絵画の中で副次的な部分ながら魅力ある役割を演じてきた風景,静物,建築,風俗がそれぞれ自立して分野を形成し,肖像と並んで絵画制作の主流の位置を占めるにいたる。…

※「ファン・ホントルスト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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