デジタル大辞泉 「フィルダウシー」の意味・読み・例文・類語 フィルダウシー(Firdausī) [934ころ~1025ころ]ペルシアの詩人。ペルシアの伝説・歴史を集大成した長編叙事詩「シャー‐ナーメ(王書)」の作者。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「フィルダウシー」の意味・読み・例文・類語 フィルダウシー ( Firdausi ) 一〇世紀から一一世紀のペルシアの詩人。イラン民族の伝説や歴史の集成である長編叙事詩「シャーナーマ」(王書)を完成した。生没年不詳。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フィルダウシー」の意味・わかりやすい解説 フィルダウシーFirdausī [生]935頃.トゥース近郊[没]1020以後1026以前.トゥース近郊ペルシアの民族叙事詩詩人。本名 Abū al-Qāsim Manṣūr。地主の家に生まれた。 40歳頃イラン民族固有の神話,伝説,歴史に基づいて詩作に着手,35年の長い歳月を費やして約6万句に及ぶ大民族叙事詩『シャー・ナーメ』を完成。これをガズニー朝のスルタン,マフムードに捧げたが報いられず,風刺詩を書いてスルタンの怒りに触れ,各地を転々としたのち,郷里で寂しい生涯を終えた。『シャー・ナーメ』はイラン建国からササン朝がアラブのために崩壊するまでの歴史を扱い,現在にいたるまでイラン民族の最大の文化遺産として愛国心の支えとなっている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
山川 世界史小辞典 改訂新版 「フィルダウシー」の解説 フィルダウシー ⇒フィルドゥシー 出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報 Sponserd by