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フッ化ウラン(弗化ウラン)(読み)ふっかウラン(英語表記)uranium fluoride

世界大百科事典 第2版の解説

ふっかウラン【フッ化ウラン(弗化ウラン) uranium fluoride】

フッ素とウランの化合物で,ウランの酸化数III,IV,V,VIの化合物が普通に知られている。
[フッ化ウラン(III)]
 化学式UF3。フッ化ウラン(IV) UF4を金属アルミニウムあるいはウランと熱して得られる。黒色六方晶系の結晶。比重9.18。融点1427℃。水に不溶。冷水中では徐々に酸化され,緑色ゼラチン状となる。熱水には分解して溶ける。熱硝酸には易溶。
[フッ化ウラン(IV)]
 化学式UF4。酸化ウラン(IV) UO2をフッ化水素気流中550~650℃に熱して還元するか,フッ化水素アンモニウムNH4HF2を150℃に熱して2UF4・NH4Fとし,これをさらに450℃に熱すると得られる。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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