フラッシュラグ効果(読み)フラッシュラグコウカ

デジタル大辞泉 「フラッシュラグ効果」の意味・読み・例文・類語

フラッシュラグ‐こうか〔‐カウクワ〕【フラッシュラグ効果】

flash lag illusionflash-lag effect》運動する光点真下位置で別の光点を一瞬点灯すると、実際には二つの光点が垂直位置にあるにもかかわらず、運動する光点が運動方向に若干ずれた位置に知覚される現象網膜刺激が与えられてから知覚が成立するまでに約100ミリ秒の遅れがあるために起こる錯覚サッカーオフサイド誤審が起こる原因として指摘されている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

法則の辞典 「フラッシュラグ効果」の解説

フラッシュラグ効果【flash-lag effect】

閃光する部位の移動物の背後にあるものが,見かけ上遅れて観測される現象.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android