フリースケーティング(その他表記)free-skating

翻訳|free-skating

デジタル大辞泉 「フリースケーティング」の意味・読み・例文・類語

フリー‐スケーティング(free skating)

フィギュアスケート競技の種目の一。ジャンプスピンステップなどの要素を決められた数・種類の以内で自由に組み込んだ演技内容を作成し、自ら選んだ音楽に合わせて滑るもの。ショートプログラムよりも演技時間が長く、より高度な表現力が求められる。自由演技FS。→ショートプログラム

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フリースケーティング」の意味・わかりやすい解説

フリースケーティング
free-skating

フィギュアスケート競技の演技の一つで,男女シングル,ペアアイスダンス (フリーダンスと呼ばれる) で行なわれる。コンパルソリフィギュア図形を基本として,スピン,ステップ,ジャンプなどの諸要素を加え,自由な図形を描き,自分で選んだ音楽に合わせて滑走する。演技時間は男子シングルが4分 30秒,女子シングル4分,ペア4分 30秒,アイスダンス4分。かつてはテクニカルメリット (技術点) とプレゼンテーション (演技点) をそれぞれ6点満点で採点していたが,2004年の規定改正で加点システムの新採点方式が導入され,ジャンプやスピンなどの難度,できを評価する要素点と,演技全体におけるスケーティング技術や振り付けなどを評価するプログラム構成点の総計順位が決まることになった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のフリースケーティングの言及

【スケート】より


【フィギュアスケートfigure skating】
 近代フィギュアスケーティングをつくり上げた人にヘインズJackson Hains(1840‐79)がいる。踊りと音楽とスケートを結びつけ,いわゆるフリースケーティングの祖となった人である。アメリカでダンスを修業,ウィーンに渡り,ここを本拠にして全ヨーロッパに音楽とダンスとスケートのフリースケーティングを普及させた。…

※「フリースケーティング」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む