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フロッピーディスク フロッピー ディスク

ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

フロッピーディスク

プラスチック製の円盤に磁性体を塗布し、それをジャケットに収めた記憶媒体。ディスケットとも呼ぶ。初期は5.25インチ、8インチなどの大きさのものもあったが、1980年にソニーが開発した3.5インチのものが広く普及した。ただし、最近のパソコンにはフロッピーディスク・ドライブは搭載されておらず、記憶容量も少ないことなどから、利用が減少している。

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パソコンで困ったときに開く本の解説

フロッピーディスク

古くからある記録メディアの一種で、3・5インチサイズのものが主流です。3・5インチ(約9センチ)四方のケースに入ったディスクデータを記録します。1枚当たり1・44MBのデータを記録できます。
⇨MB、ディスク

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百科事典マイペディアの解説

フロッピーディスク

ワードプロセッサーやパーソナルコンピューターなどで用いられる磁気記憶装置。通常プラスチック製の四角いジャケットに入った円板状の磁気ディスクのこと。ポリエチレンテレフタレート(マイラー)などの薄い可撓(かとう)円板の上に磁性体を塗布したもので,記憶のほか入出力の機能としても使用される。
→関連項目メモリーランダムアクセス

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IT用語がわかる辞典の解説

フロッピーディスク【floppy disk】

記憶媒体のひとつ。磁性体を塗布した薄い磁気ディスクと、防護のためのプラスチック製のジャケットで構成される。1980年代から1990年代前半にかけて、パソコンやワープロ専用機などに広く利用された。記憶容量は1MB程度。◇頭文字から「FD」ともいう。また、「ディスケット」ともいう。データの読み出しと書き込みにはフロッピーディスクドライブを用いる。

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大辞林 第三版の解説

フロッピーディスク【floppy disk】

ディスク材料としてプラスチックなどを用いたコンピューター用磁気ディスク。ディスケット。 FD 。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

フロッピーディスク
floppy disk

コンピュータの記録媒体の一つ。磁性体を塗った柔軟性のあるプラスチックの円盤を強度のあるプラスチック製ケースに収めたもの。それまで使われていた磁気ディスク磁気テープに比べ装置,媒体とも小型で安価のため,広く用いられるようになった。初期のものは直径8インチ (約 20cm) ,最大記憶容量 1.6MB (メガバイト) で,ほかにミニフロッピーと呼ばれる直系 5.25インチ,1.4MBのものもあったが,その後,より扱いやすい,マイクロフロッピーと呼ばれる直径 3.5インチ,1.4MBのものが主流となった。しかし,コンピュータからネットワーク経由でファイルを直接送受信することが一般的になり,またファイルが非常に大きくなってきたため,フロッピーディスクを利用する機会は少なくなってきた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

フロッピーディスク
ふろっぴーでぃすく
floppy diskfloppy disc

磁気記録媒体を薄いプラスチックのディスク(円盤)に付着したもので、はためくような(floppy)しなやかさからフロッピーディスク(FD)とよばれるようになった。また、ディスケットdiskette(アメリカのIBM社の呼称)、フレキシブルディスクflexible disk(日本工業規格〔JIS〕用語)ともよぶ。なお、これらを用いた磁気ディスク装置はフロッピーディスクドライブ(FDD)ともよばれている。
 フロッピーディスクは、1970年に大型コンピュータ用にIBM社が開発した8インチ(1インチは25.4ミリメートル)、128キロバイト(後~1メガ〔百万〕バイト)の紙保護ケース入りのものが最初である。当時、フロッピー1枚で、パンチカードシステム(PCS)に利用された千円札大の紙カード1900枚分の記録容量があり、処理速度もPCSの200倍と注目された。1976年にはパソコンなど小型コンピュータ用に一般には5インチとよんでいた5.25インチ、80キロバイト(後~1.2メガバイト)のものがつくられた。その後主流となったプラスチックカセット入りの3.5インチ型(88.9ミリメートル径)は、日本のソニー社が1980年(昭和55)に開発したものの改良型である。
 3.5インチ型はマグネチックチャックと駆動用と位置決め用の穴をもつ金属製ハブをカセットの中心につけて駆動装置との結合性を改善し、磁気ヘッド用の窓には埃(ほこり)よけに金属またはプラスチック製のシャッターを設けて耐久性を増している。このため、従来の駆動用の単なる穴によるものよりもトラック数を3倍にでき、片面単密度(1S)、両面倍密度(2D:320~360キロバイト)、両面倍密度倍トラック(2DD:640~720キロバイト)、両面高密度(2HD:1~1.2/1.44メガバイト)のものがつくられ普及した。20世紀末には2HDディスクにスーパーディスクドライブで32メガバイトまで記録させる技術や、100メガバイト以上の大容量フロッピーディスクも種々開発されたが、あまり普及していない。
 情報は、磁気テープと同じような構造のディスク上に、同心円状のトラックを扇形にくぎったセクターとよぶ単位で記録する。セクターはパソコンでは512バイト幅が多い。ディスクの交換は差し替えですむが、セクターへのアクセスには磁気ヘッドとセクターおよびトラックとの位置関係をあわせることがそのつど必要となる。このためのディスクの基準点として、物理的な小穴のインデックスホールにかわり、3.5インチ型では位置決めによりスピンドルモーターで得られる角度情報と光学的に検出した最外周「00トラック」の位置情報を利用する。こうして検出された基準点と、基準点と相対位置情報をもつ所望のセクターをソフトウェアにより指定する方法が、フォーマットの自由度が高いとして一般的に使用された。
 フロッピーディスクは、記録容量とアクセス速度の限界からハードディスク(HD)やCD-ROMに押されて、20世紀末には大型のものから相次いで生産が中止された。2000年代後半になると大手各社が生産を中止、1980年に3.5インチ型でブームをおこしたソニー社も2011年(平成23)3月末に国内販売を終了した。[岩田倫典]

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世界大百科事典内のフロッピーディスクの言及

【記憶装置】より

…磁気記憶装置で使われる記憶媒体として,1950年代には磁気ドラムが使われたこともあるが,その後長期にわたって磁気ディスクや磁気テープが主流だった。磁気ディスクとしては,後述するハードディスク(固定ディスク)やフロッピーディスクなどがある。磁気テープとしては,記憶装置専用のカセットテープのほかにオーディオ・ビデオ用とほぼ同じ媒体も使われている。…

※「フロッピーディスク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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