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フンバエ フンバエ Scathophagidae; dung fly

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

フンバエ
フンバエ
Scathophagidae; dung fly

双翅目フンバエ科に属する昆虫の総称。体長 10mmほどの黄褐色ないし黒色のハエで,普通種は家畜の糞や堆肥に多くみられる。体は細めで,腹部は5~6節より成り,肢は細長く剛毛を多くもつ。翅は全体に黄褐色を帯び,前縁脈に剛毛をもたない。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

フンバエ
ふんばえ / 糞蠅
dung fly

昆虫綱双翅(そうし)目環縫(かんほう)亜目フンバエ科Scathophagidaeの昆虫の総称。体は細長く、5、6節よりなる管状の腹部と、比較的細長い脚(あし)が特徴。体色は黄褐色や黒色のものが多く、黒や黄色の剛毛や長毛を密生する。はねは前縁脈剛毛を欠き、透明であるが全体に黄色を帯びる。胸部鱗弁(りんべん)は未発達のため、有弁翅蠅(ばえ)類のうちでも原始的なハエと考えられる。ヒメフンバエScathophaga stercorariaは日本でもっとも普通のフンバエで、ウシ、ブタなど家畜の糞(ふん)や堆肥(たいひ)に発生し、成虫も同じ場所に集まる。成虫はしかし捕食性で、小さな昆虫をとらえて体液を吸う。南日本の暖地にはキアシフンバエScathomyza mellipesが産し、日本アルプスなど高山にはクモマヒメフンバエScathophaga furcataがみられる。このほかに植物の茎や葉に幼虫が潜って発育するキボウシモグリフンバエParalleloma hostaeなどが日本に産する。[倉橋 弘]

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