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ブライアント Bryant, William Cullen

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ブライアント
Bryant, William Cullen

[生]1794.11.3. マサチューセッツ,カミントン
[没]1878.6.12. ニューヨーク
アメリカの詩人ジャーナリスト。ウィリアムズ・カレッジを中退,しばらくマサチューセッツ州で弁護士をしたが,1825年ニューヨークに出て『ニューヨーク・レビュー』誌を編集,翌年から死去するまで『ニューヨーク・イブニング・ポスト』紙の主筆として,自由主義的な言論活動を行なった。 17歳のとき書いた瞑想詩『死生観』 Thanatopsis,21歳の作『水鳥に』 To a Waterfowlなど,自然を歌った初期の詩で知られる。主著『詩集』 Poems (1832) ,『泉』 The Fountain (42) ,『白い足の雄鹿』 The White-Footed Deer (44) ,『自然の声』 Voices of Nature (65) 。

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デジタル大辞泉の解説

ブライアント(William Cullen Bryant)

[1794~1878]米国の詩人・ジャーナリスト。清教徒的倫理観と自然愛とをうたった。詩「水鳥へ」「森の聖歌」など。

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世界大百科事典 第2版の解説

ブライアント【William Cullen Bryant】

1794‐1878
アメリカの詩人。マサチューセッツ州の厳格なピューリタンの家庭に生まれたが,聖書と18世紀イギリス文学に親しみ,早くから詩人を志した。生活のために法律を勉強して弁護士にもなったが,23歳のころには詩人として名を知られるようになった。有名な死の瞑想詩〈サナトプシス〉は16歳のころに初稿が書かれ,イギリスのトマス・グレーやエドワード・ヤングなどのいわゆる墓地派詩人たちの影響を受けたものと見られ,のちに改作されたものが《詩集》(1821)に収められた。

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大辞林 第三版の解説

ブライアント【William Cullen Bryant】

1794~1878) アメリカの詩人・ジャーナリスト。自然を歌った詩が多い。作、「死」「水鳥へ」など。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ブライアント
ぶらいあんと
William Cullen Bryant
(1794―1878)

アメリカの詩人。短詩『死への想い』(1811執筆、1817発表)は初期ロマンチシズムの「墓地派」の傾向を示したが、1821年の改訂で、自然を愛する者には自然が語りかけてくると歌って、自然詩人の立場を確立した。『水鳥によせる』(1821)や「森は神の社(やしろ)であった」と歌う『森の聖歌』(1825)、『大草原』(1832)などでアメリカのワーズワースと評価されたが、教訓癖を脱しきれなかった。1829年以来ニューヨークの『イブニング・ポスト』編集長としてロマンチシズムを推進し、奴隷解放など時事問題にも深い関心をもち、民主党を離れて共和党設立に尽力した。また晩年にはホメロスなどの翻訳も手がけた。[松山信直]

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世界大百科事典内のブライアントの言及

【アメリカ文学】より

…アメリカのスコットと呼ばれたJ.F.クーパーは五部作《レザーストッキング物語》(1823‐41)において,高貴な開拓者ナティ・バンポーを文明と荒野の接点に置き,アメリカのフロンティアに大ロマンスを展開させた。W.C.ブライアントは大自然をたたえ,〈アメリカ詩の父〉となった。
[アメリカ・ルネサンス(19世紀中葉)]
 19世紀初頭のアメリカには,人間が生まれながらに有する善性を強調するユニテリアニズムが興ったが,そこから出発し,神秘主義とデモクラシー発展期の思潮とを融合させたところから,超越主義者(トランセンデンタリズム)と言われるエマソンが現れた。…

※「ブライアント」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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