デジタル大辞泉 「ブランドン」の意味・読み・例文・類語 ブランドン(Brandon) カナダ、マニトバ州南西部の都市。アシニボイン川沿いに位置する。穀物地帯の中心地であり交通の要地でもあることから、小麦の集散地となった。製粉業や製油業などの食品加工業が盛ん。北郊のライディング山国立公園への観光拠点。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ブランドン」の意味・わかりやすい解説 ブランドンBrandon カナダ,マニトバ州南西部,アシニボイン川に沿う都市。 1881年のカナディアンパシフィック鉄道の開通以降発展し,近くにあったハドソン湾会社の交易所ブランドンハウス (1793設置) にちなんで名づけられた。2本の大陸横断鉄道とトランスカナダハイウェーが通る交通の要地。コムギ地帯の中心都市で,製粉,化学,食肉加工,化学肥料,石油製品などの工業が立地する。ブランドン大学 (1899) やアシニボイン・カレッジ,州立実験農場なども設置されている。ライディング山国立公園 (1933指定,300km2) などへの観光の拠点。人口3万 8567 (1991) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
日本大百科全書(ニッポニカ) 「ブランドン」の意味・わかりやすい解説 ブランドンぶらんどんBrandon カナダ、マニトバ州南西部の都市。ウィニペグ市西方210キロメートル、アシニボイン川沿岸に位置する。人口3万9716(2001)。1794年ハドソン湾会社が近くに設立したブランドン・ハウスとよばれる交易所に由来し、1879年に建設された。穀物地域の一中心地で、鉄道の分岐点にあたり、小麦の集散地でもある。精油工業もあり、インディアンのための工業学校がある。[山下脩二] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例