ブルーノ ガンツ(英語表記)Bruno Ganz

現代外国人名録2016 「ブルーノ ガンツ」の解説

ブルーノ ガンツ
Bruno Ganz

職業・肩書
俳優

国籍
スイス

生年月日
1941年3月22日

出生地
チューリヒ

経歴
兵役を終えた後、演劇人を目指してドイツへ出て、ペーター・ザデックに師事。1967年「Der Sanfte Lauf」で映画デビュー。その後シャウブーン・ベルリン劇団の創設に協力。舞台で活躍したが、’75年エリック・ロメール監督のフランス映画「La Marquise d’O(O侯爵夫人)」に出演したのを機に次々と映画出演、ニュー・ジャーマンシネマの監督たちの作品を中心に活躍。2004年ナチス崩壊寸前のヒトラーを描いた「ヒトラー 最期の12日間」ではヒトラーを演じた。一方、演劇活動も続け、ヨーロッパを代表する名優の一人。他の映画出演作に「アメリカ友人」(1977年)、「ブラジルから来た少年」(’78年)、「ノスフェラトゥ」(’79年)、「白い町で」(’83年)、「ベルリン・天使の詩」(’87年)、「春にして君を想う」(’91年)、「時の翼にのって」(’93年)、「星の王子さまを探して」(’95年)、「永遠と一日」(’98年)、「ベニスで恋して」(2000年)、「クライシス・オブ・アメリカ」(2004年)、「バルト楽園」(2006年)、「コッポラ胡蝶の夢」(2007年)、「愛を読むひと」(2008年)など。

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20世紀西洋人名事典 「ブルーノ ガンツ」の解説

ブルーノ ガンツ
Bruno Ganz


1941.3.22 -
俳優。
チューリッヒ(スイス)生まれ。
兵役を終えるとドイツで演劇人をめざす。ペーター・サデックに師事。ゴッチンゲンとブレーメンで舞台経験を踏み、ベルリンヘ出る。1967年映画デビュー。その後はシャウブーン・ベルリン劇団の創設に協力し、舞台で活躍する。以降ニュー・ジャーマン・シネマの監督達の作品を中心に映画で活躍する。出演作に「アメリカの友人」(’77)、「ノスフェラトゥ」(’78)、「白い町で」(’82)、「ベルリン・天使の詩」(’87)など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報