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ブレードランナー

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デジタル大辞泉プラスの解説

ブレードランナー

1982年製作のアメリカ・香港合作映画。原題《Blade Runner》。フィリップ・K・ディックアンドロイドは電気羊の夢を見るか?』の映画化。人造人間“レプリカント”を追う捜査官を主人公にしたSFハードアクション。監督:リドリー・スコット、出演:ハリソン・フォード、ルトガー・ハウアー、ショーン・ヤングほか。

出典|小学館
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ブレードランナー
ぶれーどらんなー
Blade Runner

アメリカ映画。監督リドリー・スコット。1982年作品。当時の映画技法の粋を結集して製作され、科学技術遺伝子工学の発達により、未来において人間が抱えるであろう葛藤と苦悩を色濃く描いたSF作品。また刑事探偵スリラーや、賞金稼ぎの西部劇、ラブストーリーなどのジャンルを横断する、後の多くの未来SF作品にみられる基本的な物語構造とテーマを提示した作品でもある。二つの撮影済みの異なるショットを重ね合わせたマット・ショット、アニメーションで描かれた太陽、1920年代のフィルムノアール暗黒映画)を想起させるローキー照明スタイルなど、さまざまな映画技法がふんだんに使われている。高度な先端科学技術を示す乗り物や建築物と、破壊された自然環境による退廃的な姿とが共存するメガロポリス巨大都市)は、1990年代後半にコンピュータ・グラフィクス(CG)映像が本格的に映画技法として取り入れられるまでは、近未来巨大都市イメージの雛型(ひながた)であり続けた。またそのメガロポリスには、1980年代の急速な日本資本のアメリカ進出を背景に、それを脅威と感じるアメリカ国内社会に内在したジャパノフォビア(対日本恐怖症)が潜在的に表象されている。1982年(昭和57)日本公開。[堤龍一郎]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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