ヘルムホルツ波(読み)ヘルムホルツは

百科事典マイペディアの解説

ヘルムホルツ波【ヘルムホルツは】

密度の異なる流体の境界面不連続面)に現れる波動。波長,伝搬速度,波の安定・不安定は両側の流体の密度と流速により定まり,大気中では波長は数km以下。ヘルムホルツにより研究された。波状雲は定常的なヘルムホルツ波によるとされる。

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法則の辞典の解説

ヘルムホルツ波【Helmholtz wave】

異なった密度 ρ,ρ′ をもつそれぞれに均一な二つの気層が上下に重なっていて,それぞれ異なった速度 uu′ で移動しているとき,その界面に生じる波をヘルムホルツ波という.この波は別名を「シア波」ともいうが,速度差に比例し,波長に反比例して発達する.波長が下に示す臨界波長 λ0 より小さければ不安定,大きければ安定となる.

波の振幅は界面で最大となる.星の瞬きも大気中の不連続面におけるこの波の進行によって起こると考えられている.

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