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ベルリン動物公園 ベルリンどうぶつこうえんTierpark Berlin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ベルリン動物公園
ベルリンどうぶつこうえん
Tierpark Berlin

豊富な動物を保有することで知られる,ドイツベルリンにある動物園。1955年,市民の要望にこたえて東ベルリン市当局によって開園された。第2次世界大戦による荒廃後に再建されたベルリン動物園(→ベルリン動物園・水族館)は西ベルリンにあり,東ベルリン市民は訪れることができなかった。フリードリヒスフェルデの 160万m2の敷地を占める。ベルリン動物公園は急速な発展を遂げ,約 885種 5350点以上の動物を保有する世界最大級の動物園となった。見どころとして,世界最大の動物舎の一つアルフレート・ブレーム・アニマル・ハウスがある。数百種類の鳥類が飛び交う巨大な鳥舎を中心に,ヤマネコの檻や,トカゲ類ヘビ類の展示室が配置されており,館内には熱帯植物が生い茂る。このほか,ホッキョクグマをはじめ,バイソンラクダラマといった有蹄類の,広大な自然屋外飼育場もある。科学誌 "Der Zoologische Garten","Beiträge zur Vogelkunde",ならびに一般読者向けの雑誌 "Milu"を発行している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ベルリン動物公園
べるりんどうぶつこうえん
Tierpark Berlin-Friedrichsfeld

ドイツ・ベルリン市にある動物園。旧東ベルリン地域にある。第二次世界大戦後成立したドイツ民主共和国(旧東ドイツ)は、1949年早くも動物園を建設する計画をたて、旧東ベルリンの中央に位置するフリードリッヒ大王の旧王宮の庭園を動物園予定地として、ライプツィヒ動物園長ハインリヒ・ダーテを園長に迎え、動物園建設に着手し、54年に開園した。総面積160ヘクタール、ヨーロッパを代表する動物園の一つで、飼育動物種の数も多い。ドイツの動物学者アルフレッド・ブレームを記念した総合的な動物舎であるブレームハウスが65年に完成し、その後にもダーテハウスの完成をみている。90年ドイツ統合に伴い、旧西ベルリン地区にあるベルリン動物園と合併し、名称は東ドイツ時代のままだが、共通の法人組織により動物園の運営がなされており、新しい施設も建設されている。[齋藤 勝]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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