1993年に登録されたエルサルバドルの世界遺産(文化遺産)で、首都サン・サルバドル北西にある古代マヤ文明時代の村の遺跡。翡翠(ひすい)やカカオの産地として豊かな地域だったが、600年頃、火山の大噴火によって埋没した。1976年にペイソン・シーツによって発見され、住居、寺院、サウナ、家具や、畑、作物、農耕器具など数多くのものが発掘され、当時の農村の生活の様子がうかがえる。人類の歴史上、貴重な考古学遺跡として評価され、世界遺産に登録された。◇英名はJoya de Cerén Archaeological Site