ホルムアルデヒド中毒(読み)ホルムアルデヒドちゅうどく(その他表記)formaldehyde poisoning

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ホルムアルデヒド中毒」の意味・わかりやすい解説

ホルムアルデヒド中毒
ホルムアルデヒドちゅうどく
formaldehyde poisoning

ホルムアルデヒドの 37%水溶液はホルマリンで,消毒防腐に用いられている。ホルマリンを大量に経口摂取すると,ただちに激しい腹痛,吐き気嘔吐下痢が起る。続いて虚脱昏睡無尿をきたし,循環不全で死亡する。致死量は 60mlである。治療にはまず吐出させ,炭酸アンモニウムと2%炭酸水素ナトリウム液で胃洗浄を行い,ただちに活性炭を投与する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む