マザーボード(読み)マザー ボード

  • mother board
  • motherboard

ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

CPUやメモリーなど、パソコンの主要な電子部品を搭載したプリント基板のこと。メインボードロジックボードとも呼ぶ。スロットソケットと呼ばれる差し込み口が複数備えられており、ここにCPUやメモリー、拡張カードなどを差し込む。パソコンの中心になる部品で、対応するCPUや、搭載する部品によって、さまざまなバリエーションがある。

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パソコンで困ったときに開く本の解説

パソコン本体に入っている一番重要な「板」で、CPUやメモリー、チップセットなどが配置されています。こうした電子回路が並んだ板のことを、「基板」といい、マザーボードはパソコンの核となる基板です。
⇨CPU、チップセット、メモリー

出典 (株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本パソコンで困ったときに開く本について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

パソコンの中心となるプリント基板。メインボードともいい、MB、M/Bと略されることもある。中央処理装置(CPU)、メインメモリー、各種ボード拡張用のスロット(ソケット)や、マウス、キーボード、USB、LAN(ラン)、RS-232Cなどの外部コネクター類、パーツ間のデータの流れを制御するチップセットなどが搭載されている。パソコンの主要部品で、マザーボードの構成によって利用できるCPUやメモリー、ドライブ類などが決まる。

 サイズや配置などの違いによりいくつかの仕様があり、以下にそのおもなものをあげる。

AT IBMのPC/AT モデル5170をベースにしたフォームファクター。フルサイズのAT(330ミリメートル×305ミリメートル)に対して、コンパクトにしたBaby-AT(330ミリメートル×216ミリメートル)があった。

ATX 1995年にインテルが提唱。基板サイズは305ミリメートル×244ミリメートルで、コネクターやスロット数が多く拡張性が高い。

MicroATX ATXをベースに、拡張スロットを減らすなどして、基板サイズを244ミリメートル×244ミリメートルまで小型化したもの。小型のデスクトップ向けで、多くのパソコンメーカーが採用している。

FlexATX MicroATXをさらに小型化したもの。基板サイズは228.6ミリメートル×190.5ミリメートルで、拡張スロット数などをさらに制限している。

BTX インテル社がATXの後継として2003年に提唱した規格で、基板サイズは325ミリメートル×267ミリメートル。熱対策に優れているとされたが普及せず、2007年に廃止された。関連する仕様として、小型化したmicroBTX(264ミリメートル×267ミリメートル)やpicoBTX(203ミリメートル×267ミリメートル)などがある。

ITX(Mini-ITX、Nano-ITX、Pico-ITX、EM-ITX、Mobile-ITX) VIA Technologies(ビアテクノロジーズ)社が提唱するフォームファクター。FlexATXよりも小型のマザーボード仕様で、コンパクトサイズのパソコン用として利用される。基板サイズは、Mini-ITXが170ミリメートル×170ミリメートル、Nano-ITXが120ミリメートル×120ミリメートル、Pico-ITXが100ミリメートル×72ミリメートル、EM-ITXが170ミリメートル×120ミリメートル、Mobile-ITXが60ミリメートル×60ミリメートルである。

DTX、Mini-DTX AMDが提唱するフォームファクターで、ATXに準ずる仕様として小型パソコン用に設計されたが、一般化しなかった。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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