デジタル大辞泉
                            「マラゲーニャ」の意味・読み・例文・類語
                    
                
		
    
        
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    出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
	
    
  
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                    マラゲーニャ
malagueña
        
              
                        スペインの民謡,また舞曲の一種で,アンダルシア地方の地中海に面した港町マラガの一帯に伝わる。ファンダンゴの一種で,ギターによるリズミカルな前・間・後奏部,独唱による抒情的な歌の部分からなる。アルベニスはこの形式を用いて芸術的なピアノ曲を創作し,ラベルも《スペイン狂詩曲》の中に組み入れるなど,スペイン内外の作曲家たちにしばしば取り上げられた。ポピュラー音楽では,キューバのレクオーナ作曲の《マラゲーニャ》がよく知られている。
 またこの形式は中南米の各地にも伝わっており,メキシコの有名な民謡《ラ・マラゲーニャ》にその一例を見ることができる。
執筆者:浜田 滋郎
 
                                                          
     
    
        
    出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
	
    
  
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                    マラゲーニャ
まらげーにゃ
malagueña
        
              
                        (1)スペインの民謡および民族舞踊ファンダンゴの一種で、マラガ地方特有のもの。音楽は一定の和声進行に基づく六つのフレーズからなり、5行(1行を反復)の詩がゆったりと歌われる。
(2)19世紀末ごろに大流行した「カンテ・フラメンコ」の一種。エル・メジーソ、ホアン・ブレーバ、アントニオ・チャコンなどの有名な歌い手(カンタオール)が、本来の民謡にロマ(かつてはジプシーとよばれた)独特の歌い方を加えてつくりだしたもの。スペインのアルベニスをはじめ、フランスのシャブリエ、ラベルに、この歌のリズムや旋律を取り入れた器楽曲がある。
[関根敏子]
                                                          
     
    
        
    出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
	
    
  
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                    マラゲーニャ
        
              
                        キューバの作曲家エルネスト・レクオーナの歌曲(1912)。原題《Malagueña》。『スペイン組曲』全6曲中の第6曲を指す。
                                                          
     
    
        
    出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報
	
    
  
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