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マルディン Mardin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

マルディン
Mardin

トルコ南東部の都市で,同名県の県都シリアとの国境に近く,標高 1050mの広大な高原の南斜面に位置する。古くからの宿場町で,付近には中世に修復されたローマ時代の城塞の跡があり往時を偲ばせる。低地よりは雨量多く,夏は暑く,冬は寒さがきびしい。南部アナトリアの東西を結ぶ交易ルート上にあり,支線によって,イスタンブールバグダード鉄道に結ばれている。コムギオオムギ,ゴマの集散地で,毛織物綿織物の小規模工業もある。人口5万 2994 (1990推計) 。

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デジタル大辞泉の解説

マルディン(Mardin)

トルコ南東部の都市。シリアとの国境付近に位置する。初期キリスト教時代にシリア正教徒が定住。7世紀半ばから12世紀初頭までアラブ人に支配され、続いて、セルジュークトルコアルトゥク朝、カラクユンル朝(黒羊朝)領、オスマン帝国領となった。シリア北部の平原を見下ろす岩山にあるため、古くから戦略上の要地とされる。アラブ風の街並みが残っていることで知られ、四十人教会ザファラン修道院など、シリア正教会の建造物も多い。

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