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ミケーネ遺跡 ミケーネいせきMycenae

翻訳|Mycenae

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ミケーネ遺跡
ミケーネいせき
Mycenae

ギリシア,ペロポニソス半島アルゴス平野の奥に位置する城塞遺跡。前 14~12世紀ミケーネ文明の中心地として栄えた。 H.シュリーマンが最初に発掘し,トロイ遠征の総指揮官としてホメロスの伝えるアガメムノンの居城であるとした。発掘では,アトレウスの墓と呼んだ穹窿墓や,円形墓地などから豊富な副葬品が出土し,後期青銅器時代の富と文化の高さを示している。墓地ばかりでなく,メガロン型式の宮殿なども調査されており,周囲は城壁によって囲まれ,その中に獅子門と呼ばれる城門もつくられている。 1999年ティリンスの遺跡とともに,世界遺産の文化遺産に登録。

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世界の観光地名がわかる事典の解説

ミケーネいせき【ミケーネ遺跡】

ギリシアのペロポネソス半島東部、コリントの南西約30kmに位置する都市ミケーネ郊外の小高い丘の上にある古代遺跡。1872年にハインリッヒ・シュリーマンによって発掘され、古代ギリシア以前の文明の遺跡として注目され、この地の名前をとってミケーネ文明と名づけられた。この地は、アガメムノンの父アトレウスのゆかりの地とされたところで、紀元前4000年ごろに都市が築かれたといわれる。この遺跡には、獅子門(ライオン門)のほか、円形墳墓A、王室、アトレウスの墳墓など、巨石を用いた遺跡群が集中している。

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