獅子門(読み)シシモン(その他表記)Portal of the Lionesses, Mycenae

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精選版 日本国語大辞典 「獅子門」の意味・読み・例文・類語

しし‐もん【獅子門】

  1. 〘 名詞 〙 俳諧流派。各務支考(かがみしこう)の一派。支考庵号「獅子庵」に由来する名称。俗談・平話を主張美濃本拠として、広く各地方に広まった。後年伊勢派の中川乙由麦林舎)と結びつき、「支麦の徒」または「田舎蕉門」とも称せられた。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「獅子門」の意味・わかりやすい解説

獅子門[ミケーネ]
ししもん[ミケーネ]
Portal of the Lionesses, Mycenae

古代ギリシアのミケーネ城塞の門。前 15世紀頃ギリシア本土に侵入してきたミケーネ人はミケーネの地に城塞を築いた。これはその主門で,一本石巨石を用い (高さ 3.1m,幅 2.85~3m) ,その正面の 楣 (まぐさ) の上に三角形の巨石 (高さ 2.9m,底辺 3.6m) を置き,中央の柱をはさみ,前脚を柱の基盤に乗せて相対する1対のライオン浮彫にされている。前 1300年頃制作されたもので,ミケーネ人の堅固な城門を誇示したモニュメントである。

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