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ミン Min

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世界大百科事典 第2版の解説

ミン【Min】

古代エジプトの神。牡牛の生殖力の化身,肥沃多産の神で,収穫に先立って開かれる祭礼においてはチシャ(その汁には催淫効果があると信じられていた)がささげられた。右手を上に折り曲げ,王権の象徴たる殻竿(からざお)を持ち,左手は衣服の下に差し入れて巨大な勃起した聖なる男根を握り,頭に大きな二つの羽根飾を付け,直立した姿で表される。信仰の本拠はコプトスとパノポリスで,いずれも神殿が残る。ギリシア人パンと同一視し,ルクソールにおいては,アメン神がミンの姿で表された。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のミンの言及

【メネス】より

…上エジプト王国の王で,下エジプトを征服して王国統一を実現したと伝えられる。ヘロドトスの《歴史》ではミンMinと記され,上・下エジプトの境界近くに統一国家の新都〈白い壁〉(のちのメンフィス)を建設し,上流に築いた堤防で河流を変え,増水の害から町を守ったとされる。同時代史料のどの王にあたるかについては論争があり,古くは有名な化粧板(パレット)に下エジプトの征服者として現れるナルメルNarmer王とする説が有力であったが,近年ではメンフィスの墓地サッカラに最初の大王墓を造営した次王アハAhaとする説がヘロドトスの伝承に合致するとして有力である。…

※「ミン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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