デジタル大辞泉 「ミード湖」の意味・読み・例文・類語 ミード‐こ【ミード湖】 《Lake Mead》米国アリゾナ州とネバダ州の州境にある、同国最大の人造湖。ラスベガスの南東約50キロメートルに位置する。フーバーダムがコロラド川をせき止めることによってできた。湖水は発電や灌漑かんがいに用いられる。1964年に周辺一帯がミード湖国立レクリエーション地域に指定。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「ミード湖」の意味・わかりやすい解説 ミード湖みーどこLake Mead アメリカ合衆国、ネバダ州とアリゾナ州の境に位置する大人造湖。ニューディール政策の一環であるコロラド川総合開発計画によって、1936年にコロラド川本流をせき止めるフーバー・ダムが建設され、これによって生じた。グランド・キャニオンが終わった付近から湖面が展開し、長さ190キロメートルに及ぶ。水は発電、農業灌漑(かんがい)に使われるほか、ロサンゼルス市の上水源でもある。国立レクリエーション地区にもなっている。[鶴見英策][参照項目] | フーバー・ダム 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例