メイフラワー契約(読み)メイフラワーけいやく(その他表記)Mayflower Compact

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「メイフラワー契約」の意味・わかりやすい解説

メイフラワー契約
メイフラワーけいやく
Mayflower Compact

1620年 11月 21日,ピルグリム・ファーザーズがプリマス上陸直前に『メイフラワー』号船上で結んだ契約。彼らは入植予定地を変更したため,バージニア会社からの特許状が使えず,そのため召使と他の1人を除く成年男子入植者全員が自主的に植民地政府を樹立し,多数決原理に従って運営することを決定,契約を締結した。この契約はプリマス植民地の基本法として,91年同植民地がマサチューセッツ湾植民地に併合されるまで存続した。なお,これは社会契約説を実践したものとして,政治思想史上記念されるものである。

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山川 世界史小辞典 改訂新版 「メイフラワー契約」の解説

メイフラワー契約(メイフラワーけいやく)
Mayflower Compact

アメリカへの入植を志してメイフラワー号ニューイングランドに到着した人々が上陸に先立って船中で署名した,入植地でコミュニティを維持するための相互誓約書

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

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