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メチシリン耐性黄色ブドウ球菌 めちしりんたいせいおうしょくぶどうきゅうきんMethicillin‐resistant Staphylococcus aureus

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知恵蔵の解説

メチシリン耐性黄色ブドウ球菌

ペニシリンの一種であるメチシリンが効かなくなった黄色ブドウ球菌薬剤耐性菌の代表格。多くの抗生物質に抵抗性を示し、感染症は治療が困難。MRSAは、抗生物質を長期にわたって使用すると生じる。この菌は健康な人にも見られ、普通は何も症状を現さないが、免疫力が衰えた人に感染すると呼吸器感染症、腸炎、敗血症などを起こし、致命率も高い。代表的な院内感染の原因菌で、治療には特殊な抗生物質を使う。

(今西二郎 京都府立医科大学大学院教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」
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