メピリゾール

化学辞典 第2版 「メピリゾール」の解説

メピリゾール
メピリゾール
mepirizole

4-methoxy-2-(5-methoxy-3-methyl-1H-pyrazol-1-yl)-6-methylpyrimidine.C11H14N4O2(234.25).エピリゾールともいう.2-ヒドラジノ-4-メトキシ-6-メチルピリミジンとアセト酢酸エチルを脱水縮合させたのち,硫酸ジメチルメチル化すると得られる.白色ないし淡黄色の結晶.特異臭と苦味をもつ.融点90~92 ℃.エタノールアセトンに易溶,水,エーテルに微溶.腰痛,関節炎,神経痛などに非ステロイド系抗炎症鎮痛薬として,経口投与される.LD50 1022 mg/kg(マウス,経口).[CAS 18694-40-1]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android