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ユニシス Unisys Corp.

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ユニシス
Unisys Corp.

アメリカのコンピュータメーカー。 1886年手回し計算機のメーカーとして創業,1905年バローズ・アディング・マシーンとして設立。 53年バローズに改称。 60年代後半に製品の改良と電子化に踏切って成功した。 86年大手コンピュータメーカーのスペリーが合併し現社名となる。事業内容は,小型から大型のメインフレーム (コンピュータ) ,プリンタや記憶装置など周辺機器,インテリジェント・ワークステーション,パソコン,端末機,各種ソフトウエアなどの生産,それらに付随する関連サービスのほか,注文生産によるデータ処理システム販売などである。日本には合弁会社日本ユニシス,沖ユニシスがある。コンピュータシステム (売上構成比 37%) ,グローバル顧客サービス (同 32%) ,情報サービス (同 31%) の3部門からなる。年間売上高 66億 3600万ドル,総資産 55億 9100万ドル,従業員数3万 1800名 (1997) 。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ユニシス
ゆにしす
Unisys Corp.

コンピュータを使った情報システムおよびソフトウェアの開発、その他関連サービスを企業、政府機関、公共団体向けに供給するアメリカの世界的な大手企業。ウィリアム・バローズWilliam Seward Burroughs(1857―1898)によって発明された加算機を販売するために1886年に設立されたアメリカン・アリスモメーターAmerican Arithmometer Co.が前身。同社は1905年にバローズ・アディング・マシーンBurroughs Adding Machine Co.に改称し、1986年にスペリーSperry Corp.と合併して現社名となる。
 ユニシスの営業部門は大きく三つに分かれる。第一がコンピュータ・システム部門である。この部門は、企業の情報システムの基礎となるハードウェアとソフトウェアを提供する。第二がサポート・サービス部門である。この部門は、地域・広域のネットワーク統合、顧客のコンピュータについてのサポート・サービスを行う。第三が情報サービス部門である。この部門は、企業の情報システムの効率化を促すための技術提供サービスを行う。おもな顧客は、世界の大銀行、ラテンアメリカの銀行、世界の航空会社、新聞社、通信会社、政府機関、地方政府機関、南アメリカの小売店などで、いずれもユニシスの開発した、コンピュータを駆使した企業システムによるビジネスを行っている。2008年の売上高は13億4000万ドル。日本では1958年(昭和33)に日本ユニシスを設立している。2006年(平成18)に保有していた日本法人の株式の約3分の2を売却し、主要な株主ではなくなったが提携関係は維持。日本法人の2009年度の売上高は2710億8400万円。[萩原伸次郎]

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