ヨハネスブルク(英語表記)Johannesburg

翻訳|Johannesburg

デジタル大辞泉 「ヨハネスブルク」の意味・読み・例文・類語

ヨハネスブルク(Johannesburg)

南アフリカ共和国北東部、ハウテン州にある鉱業都市。1886年の金鉱発見以来発展し、鉄鋼などの工業商業も盛んで、同国経済中心地人口、都市圏389万(2007)。ヨハネスブルグヨハネスバーグ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヨハネスブルク」の意味・わかりやすい解説

ヨハネスブルク
Johannesburg

南アフリカ共和国北東部,ハウテン州州都標高約 1740~1810mのウィットウォーターズランドの南斜面に位置。国内最大の都市で商業中心地。1886年以降のウィットウォーターズランドのゴールドラッシュ起源をもち,急速に発展。世界的な産金地帯の中心都市で,金属,機械,化学などの工業も盛ん。市街は第2次世界大戦前後に北および北西に拡大し,大都市圏を形成。白人のための近代的な都市計画が行なわれ,中央部に商店街,市場,証券取引所,商社ビル,市庁官庁街などが集中。大寺院,博物館,ウィットウォーターズランド大学,公園,劇場などの文化施設も多い。1913年先住民土地法の施行以後,アパルトヘイトによるアフリカ人居住区が郊外に設定され,1976年ソウェト地区で暴動が起こった(→ソウェト蜂起)。周辺のスプリングスラントフォンテーンなどと連接し,大都市圏を形成している。都市圏人口 328万8000(2005推計)。

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