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ラジオイムノアッセイ ラジオイムノアッセイradioimmunoassay; RIA

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ラジオイムノアッセイ
radioimmunoassay; RIA

放射線免疫定量法。抗原あるいは抗体放射性同位元素を結合させて,分析の対象となる物質あるいは抗体と抗原抗体反応を行わせることにより定量する分析法。血中インスリンの測定用に初めて開発され,アメリカの R.S.ヤローはこの研究で 1977年にノーベル生理学・医学賞を受賞した。検体中に含まれる分析対象物質と一定量の標識物質が競合して抗原抗体複合物を形成する比率は,測定しようとする物質量によって異なるので,これが利用される。ほとんどのホルモン,各種蛋白質など,従来測定できなかった微量生体成分が,最近ではこの方法によって定量されている。1抗体法,2抗体法などがある。

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栄養・生化学辞典の解説

ラジオイムノアッセイ

 放射性元素で標識した抗原もしくは抗体を利用して抗原抗体反応によって微量の物質,特にホルモンなどを定量する方法.

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大辞林 第三版の解説

ラジオイムノアッセイ【radioimmunoassay】

放射線を利用して抗原あるいは抗体を定量的に追跡し、測定する方法。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ラジオイムノアッセイ
らじおいむのあっせい
radioimmunoassay

ホルモンおよび生体活性物質などの量を測定する方法で、放射性免疫測定法ともいう。ホルモンの場合、放射性物質で標識したホルモンと標識されていないホルモンが、そのホルモンに対する抗体に結合する場合に競合をおこすことを利用して測定する。抗体および標識ホルモン量を一定にして非標識ホルモンの量を変化させると、非標識ホルモンの増加に伴って標識ホルモンの抗体に対する結合は抑制され、遊離標識ホルモン量が増加する。抗体に結合した標識ホルモンと遊離標識ホルモンとを種々の方法で分離し、そのいずれかの量を、放射活性を測定することによって知ることができる。この値と既知の非標識ホルモンの量との関係から標準曲線を作製する。未知の試量について得られる抗体結合標識ホルモン量または遊離標識ホルモン量を用いて標準曲線より未知の試量の量を計算する。ホルモンが比較的低分子の場合はタンパク質と結合させたものを用いて抗体を作製する。[菊山 栄]

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