RIA(読み)りあ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「RIA」の意味・わかりやすい解説

RIA
りあ

Rich Internet Applicationsの略語。シンプルで静的なHTMLに比べて機能面や操作性に優れ、より豊かな表現が可能なウェブアプリケーション、あるいはそれを実現していくための仕組みや概念を包括した用語である。

 HTMLを機能拡張したダイナミックHTMLDOM(Document Object Model)、アニメーションなどの動きのある画像を作成できるFlashをはじめ、JavaSilverlightAjax、FLEX、ColdFusionといった最新技術を活用することで、ブラウザーなどを使ってインターネット経由で利用するアプリケーションを高機能化しようという取り組みに代表される。従来のシンプルな作業中心だったウェブアプリケーションに、通常のアプリケーション並みの機能を付加することも可能になる。RIAコンソーシアムという団体があり、多くの企業が参加して基盤技術の標準化やビジネスへの活用を進めている。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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