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ラスコー洞窟 ラスコーどうくつ

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大辞林 第三版の解説

ラスコーどうくつ【ラスコー洞窟】

〔Lascaux〕 フランス南西部、ドルドーニュ地方にある洞窟。1940年発見。動物を描いた旧石器時代後期の壁画がある。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ラスコー洞窟
らすこーどうくつ
Lascaux

フランスのドルドーニュ地方、ベゼール渓谷にある洞窟遺跡後期旧石器時代に属するさまざまな意匠の壁画が発見されたことで著名である。1940年に地元の少年たちによって発見された。洞窟は主洞と奥洞、支洞からなる。壁画には1~5メートルに余るものまであり、100点以上の動物が躍動的に描かれている。動物にはウマ、バイソン、シカ、厚毛サイなどが含まれており、このなかにはすでに死滅したものもいる。これらは、当時の人々が、動物に依拠した生活をどのように送っていたかを如実に物語っている。フランスのH・ブルイユによって、当初これらはオーリニャック・ペリゴール文化段階(後期旧石器時代前半)のものとされた。しかし、のちに赤外線写真による精査、洞窟内堆積(たいせき)物中から発見された形象骨製品との対比などによって、壁画がマドレーヌ文化段階(後期旧石器時代終末期)にあたることが判明した。木炭によるC‐14年代測定では、1万5517±900年前と出ている。この洞窟遺跡のあるベゼール渓谷の装飾洞窟群は1979年に世界遺産の文化遺産として登録されている(世界文化遺産)。[山下秀樹]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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