現代外国人名録2016 「ラファエルナダル」の解説
ラファエル ナダル
Rafael Nadal
- 職業・肩書
- テニス選手 北京五輪テニス男子シングルス金メダリスト
- 国籍
- スペイン
- 生年月日
- 1986年6月3日
- 出生地
- マジョルカ島
- 本名
- Nadal Parera,Rafael
- 受賞
- ローレウス・スポーツ賞〔2011年〕
- 経歴
- 叔父のトニ・ナダルの影響で5歳からテニスを始める。2001年15歳でプロに転向。2004年ポーランドでツアー初優勝。同年国別対抗戦のデビス杯でスペイン代表に選ばれ優勝に貢献。2005年19歳の若さで全仏オープン史上2人目の初出場初優勝を果たす。2006年全仏オープン連覇。クレーコート(赤土)連勝の世界記録を達成。2007年5月マスターズシリーズ・ハンブルク大会決勝でロジャー・フェデラー(スイス)に逆転負けし、2005年4月から続いていたクレーコート最多連勝記録が81試合で止まった。同年全仏オープンでは第1シードのフェデラーを破り、3連覇。2008年6月全仏オープンで史上2人目の4連覇を達成。7月全英オープン(ウィンブルドン)初優勝。8月北京五輪で金メダルを獲得し、フェデラーが約4年半守り続けた世界ランク1位の座を奪う。12月国際テニス連盟(ITF)が選ぶ世界チャンピオンに初めて選ばれる。2009年1月全豪オープン初優勝。6月全仏オープンは4回戦でロビン・ソデルリング(スウェーデン)に敗れ、大会史上初の5連覇は逃した。全仏での無敗記録も31で止まった。2010年1月全豪オープンは準々決勝で途中棄権。6月全仏オープンは全試合ストレート勝ちで優勝。7月のウィンブルドンでも優勝。9月にはノヴァク・ジョコヴィッチ(セルビア)を破り、全米オープン初優勝を果たし、4大大会年間3勝目を挙げるとともに、男子7人目の生涯グランドスラムを達成した。2011年は全仏オープンでフェデラーを破って大会タイ記録となる6度目の優勝を飾ったが、ウィンブルドン、全米オープンは決勝でジョコヴィッチに敗れた。2012年ジョコヴィッチを下し2度目の全仏オープン3連覇を達成。2013年ダビド・フェレール(スペイン)を破り全仏オープンを4連覇、同一の4大大会での8度の優勝はウィンブルドンでのフェデラー、ピート・サンライズ(米国)らの7度を抜き、史上初。9月全米オープンで優勝。2014年ジョコヴィッチを退け全仏オープン5連覇9度目の優勝。同年末に虫垂炎を手術、右手の怪我にも悩まされ、2015年は4大大会未勝利、全仏オープンは準々決勝でジョコヴィッチに敗れ、同大会の連勝は39で止まった。4大大会通算14勝。185センチ、85キロ。左打ち。もう一人の叔父ミゲル・アンヘル・ナダルはサッカーの元スペイン代表で、2002年W杯日韓共催大会に出場した。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報