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ラージンの乱 ラージンのらん

世界大百科事典 第2版の解説

ラージンのらん【ラージンの乱】

1670‐71年に起きたロシア農民反乱。ドン川流域のコサック(約2万人)は,モスクワ国家の南部辺境への異民族の侵攻を防ぐ代りに,軍事物資,穀物を供与され,なかば自治的な状態にあった。黒海,カスピ海沿岸での彼らの略奪行為は黙認され,ドンからは都市や農村からの逃亡民も送還されなかった。だが17世紀半ばの農奴制の確立とポーランドスウェーデンとの戦争(1654‐67)のなかで,ドンへの逃亡民は急増した。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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