リヨン美術館(読み)リヨンびじゅつかん(英語表記)Musée des Beaux-Arts, Lyon

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「リヨン美術館」の意味・わかりやすい解説

リヨン美術館
リヨンびじゅつかん
Musée des Beaux-Arts, Lyon

フランス,リヨンにある美術館。 1801年のフランス政府布告により設立された 15の地方美術館の一つ。建物は,1659~87年に建てられたベネディクト会ダム・ド・サン・ピエール女子修道院。リヨン派の絵画のほか,古代ギリシアから中世を経て,ロダン,ブールデルなどの現代にいたる彫刻ペルジーノティントレット,ドラクロア,ピュビス・ド・シャバンヌ,ゴーガンなどのルネサンス以降の絵画,マチス,ピカソ,M.エルンストらの装飾本,イスラム美術などを収蔵する。 1970年にギメ美術館よりエジプト遺物が移管された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android