リンドウ科(読み)りんどうか

  • Gentianaceae

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

双子葉植物、合弁花類。草本まれに低木。葉は多くは柄はなく、対生または互生し、全縁で托葉(たくよう)はない。花は両性、放射相称で4、5数性。萼(がく)は筒状で、合生または離生する萼片からなる。花冠はつぼみのとき渦巻状に重なる。子房は上位で普通1室、1個の側膜胎座に多数の胚珠(はいしゅ)がつく。果実は(さくか)まれに液果、種子は多数で胚乳がある。この科はゲンチオピクリン(苦味配糖体)を含有し、苦味をもつ種類があり、薬草となるものが多い。世界の温帯から寒帯に約70属1100種、日本に10属約34種が分布する。外来のトルコギキョウ属、ベニヒメリンドウ属などが観賞用に栽培される。[高橋秀男]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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