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ルビコン[川] ルビコン

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百科事典マイペディアの解説

ルビコン[川]【ルビコン】

イタリア北部,リミニ付近でアドリア海に注ぐ川の古代ローマにおける名称。現在のルビコーネ川(別名フィウミチノ川)と同一かどうかは議論が分かれるイタリアガリア・キサルピナとの境界で,軍隊がこの川を渡ってイタリアに入るときは武装を解く習わしであった。
→関連項目チザルピノ

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世界大百科事典 第2版の解説

ルビコン[川]【Rubicon】

イタリア北部,リミニ付近でアドリア海に注ぐ川の古代ローマにおける名称。ルビコRubicoともいい,イタリア語ではルビコネRubicone。ローマ時代にイタリアと属州ガリア・キサルピナの境をなしていた。現在のルビコネ川(別名フィウミチノ川)と同一かどうかについては議論が分かれている。古代ローマでは,軍隊がこの川を渡ってイタリア側に入るときは武装を解かねばならないとされていた。前49年1月10日,属州ガリアの長官であったカエサルはその禁を破り〈賽(さい)は投げられたJacta alea esto〉の句を吐いて軍隊を率いて渡河し,ポンペイウスとの戦いに入ったという。

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世界大百科事典内のルビコン[川]の言及

【カエサル】より


[内乱]
 前54年に,ポンペイウスに嫁した娘ユリアが死に,前53年クラッススが東方パルティア遠征で倒れると,いわゆる三頭政治は崩壊し,元老院の保守派と結んだポンペイウスとの関係も悪化する。特に前51年来,カエサルの召還,軍隊解散をめぐって,事態は険悪化の一途をたどり,前49年1月7日の元老院最終決議に対して,カエサルは,兵を率いたまま,〈賽(さい)は投げられた〉の言葉とともにガリアとイタリアの境のルビコン川を渡って,ポンペイウスを擁する元老院の保守派との内乱に突入した。首都に進撃し,イタリアを制圧したため,両コンスルおよび元老院議員の大多数はポンペイウスとともに東方に逃れた。…

※「ルビコン[川]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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