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ループ線 ループセン

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デジタル大辞泉の解説

ループ‐せん【ループ線】

鉄道で、急勾配の所の線路を螺旋(らせん)状に敷いて迂回するようにし、勾配を少なくした線。

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百科事典マイペディアの解説

ループ線【ループせん】

線路経過地の天然勾配(こうばい)が規定以上に急なとき,らせん形に迂回(うかい)させて距離をのばし緩勾配をとる鉄道線路。らせん部分のトンネルループトンネルという。

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世界大百科事典 第2版の解説

ループせん【ループ線 loop line】

山岳地帯などに鉄道を建設する場合,地形に沿って線路を敷設するとこう配が規定された線路こう配より急になってしまうことがある。これを防ぐため一周するトンネルを山中に掘ったりして線路を迂回させて距離を延長し,こう配を緩くする方法が用いられることがある。このような線路は平面的には円形となることからループ線と呼ばれている。代表的な例としては,上越線清水トンネルの前後にある水上側の湯檜曾第1,第2トンネル,湯沢側の松川トンネルで,いずれも半径400mの完全な円形に近いループを形成している。

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大辞林 第三版の解説

ループせん【ループ線】

勾配が急な場合、線路を螺旋らせん形に迂回させて距離を延ばし、勾配をゆるくした線。螺旋部は通常トンネルとなる。ループ。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ループ線
るーぷせん

loopのように山を回りながら登る鉄道線路の敷き方。山に登る場合に、ぐるぐる回りながら登れば、距離は伸びても勾配(こうばい)が緩くなる。勾配区間で力の落ちる蒸気機関車には、ことに必要な配慮だった。日本では1909年(明治42)に開通した九州肥薩(ひさつ)線の大畑(おこば)―矢岳間にあるのが古く、勾配はループ部分のほとんどが25‰(パーミル)で、一部は30‰である。1931年(昭和6)に全通した上越線清水トンネルは両出口にループ線をもっている。南口を湯檜曽(ゆびそ)ループ、北口を松川ループと称し、勾配は20‰と比較的緩く、開通時から電化されていたので高速運転が実現できた。アルプスの国スイスでは、国鉄サン・ゴタール・トンネルの南口ジョルニコ付近に二巻きのループ線が、私鉄レーティッシェ鉄道のプレダ付近には三巻きのループ線があり、勾配も35‰もある。なお、土木技術の進歩で長大トンネルが増えているため、ループ線は今後ふえることはない。[吉村光夫]

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