ルーン(読み)るーん

図書館情報学用語辞典 第5版 「ルーン」の解説

ルーン

1896-1964.ドイツのバルメン生まれ.20世紀中葉の情報学研究黎明期のパイオニアの一人.印刷業,繊維業を出発点にして工業関係の製品開発やコンサルティングに従事していたが,1941年に米国IBM社入社,1940年代後半以降,情報の機械検索の研究開発に携わった.1958年の国際科学情報会議で自動抄録の手法を発表したことで知られ,また,ユーザープロフィールに合った文献情報を自動配布するSDIや,テクスト全文からキーワードを文脈付きで自動的に切り出して排列するKWIC索引などの新しい手法を開発した.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

占い用語集 「ルーン」の解説

ルーン

その場に偶然表れた象徴を用いて占う卜術のひとつで、「ルーン文字」を印した小石木片カードなどを使って占う。「ルーン文字」とは、北欧古代から中世にかけて用いられてきた神秘的なアルファベットのこと。

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世界大百科事典(旧版)内のルーンの言及

【ランカスター】より

…人口13万4000(1993)。地名は〈ルーン河畔の要塞〉の意。ルーンLune川エスチュアリー(三角江)の湾頭に位置し,ランカシャー平野北部の農産物集散地であるだけでなく,家具,繊維,リノリウム,農業機械などの工業もみられる。…

※「ルーン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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