レソルシノール

化学辞典 第2版 「レソルシノール」の解説

レソルシノール
レソルシノール
resorcinol

1,3-benzenediol.C6H6O2(110.11).レゾルシンともいう.m-ベンゼンジスルホン酸をアルカリ融解してつくられる.無色の結晶.不純物を含むものはしだいに褐色を帯びる.融点111 ℃,沸点282 ℃,177 ℃(2 kPa).1.272,pK1 9.15,pK2 11.32(30 ℃,水).λmax 237.5,276.2,283 nm(log ε 3.85,3.33,3.26).甘味があり,水,エタノールに易溶,エーテルに可溶,クロロホルムに難溶.塩化鉄(Ⅲ)により紫色を呈し,臭素水によりトリブロモ化物を生じる.強い還元作用がある.防かび剤,かゆみ止めとして皮膚病に外用される.フェノールに比べて毒性は弱く,殺菌力は強い.また,無水フタル酸と加熱すればフルオレセインを生じ,この系統の染料合成にも用いられる.LD50 301 mg/kg(ラット,経口)[CAS 108-46-3]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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