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レビ=チビタ Levi-Cività, Tullio

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

レビ=チビタ
Levi-Cività, Tullio

[生]1873.3.29. パドバ
[没]1941.12.20. ローマ
イタリアの数学者。パドバ大学に学び (1891~95) ,母校の教授となる (1902) 。 1918年にローマ大学の教授に任命されたが,38年ユダヤ系であるという理由でその地位を追われた。純粋・応用数学以外に流体力学や工学にも業績があり,彼の活動は多岐にわたっている。特に,1900年にパドバ大学時代の師 C.リッチとともに,現在テンソル解析と呼ばれている絶対微分学を創始したこと,また 17年にはリーマン空間に平行移動の概念を導入したことの二大業績はよく知られている。平行移動の概念は広く応用されており,一般相対性理論において電磁場と重力場の統一理論の基礎となる一方,位相数学の発展にも大きな影響を与えた。主著『絶対微分学の方法とその応用』 (1900) のほか,古典力学や相対論に関する著書がある。

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