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パドバ パドバ Padova

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

パドバ
パドバ
Padova

イタリア北東部,ベネチア西方の平野を占めるベネト州パドバ県の県都。古代名パタウィウム Patavium。バッキリオーネ川に臨む。ローマ帝国時代に北イタリアで最も栄えた都市の一つで,商業,芸術活動の中心 (ダンテもここに住んだ) をなしてきた。

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デジタル大辞泉の解説

パドバ(Padova)

イタリア北東部、ベネト州の都市。バッキリオーネ川沿いに位置し、運河が多い。交通の要地であるほか、機械、金属、化学などの工業が盛ん。古代ローマ時代より栄え、13世紀に自治都市となり、以降、ベネチア、オーストリアの支配を受けてイタリアに統合された。ボローニャ大学に次ぐ歴史をもつ、13世紀創設のパドバ大学には、世界遺産に登録された世界最古の植物園オルトボタニコがある。また、聖アントニオを祭る13世紀創建のサンタントニオ聖堂ジョットの壁画で知られるスクロベーニ礼拝堂をはじめ、中世からルネサンス期にかけての歴史的建造物が数多く残っている。

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百科事典マイペディアの解説

パドバ

イタリア北部ベネト州の都市。ベネチアの西約35kmにあり,ベネト州で最も重要な商工業都市農業機械,蒸溜酒,製糖,化学繊維の生産が行われるガリレイが教えたパドバ大学(1222年創立),マンテーニャの作品のあるエレミターニ教会,ジョットの壁画で有名なスクロベーニ礼拝堂ミケランジェロが設計した聖ユスティヌス礼拝堂がある。
→関連項目パバーヌ

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世界大百科事典 第2版の解説

パドバ【Padova】

イタリア北部,ベネト州の都市。人口23万1337(1981)。ベネト州で最も重要な農業・商業・工業都市で,農業機械,蒸留酒,製糖,化学繊維の生産が行われている。古代ローマ時代,すでに産業が発達し,自治を享受していたパドバ(古称パタウィウムPatavium)は,ローマに次ぐ第2の富裕な都市に発展した。蛮族の侵攻を境にローマ帝国と同じ運命をたどり,経済活動は衰えた。ランゴバルド時代に封建領主と司教に市政権が移動した。

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大辞林 第三版の解説

パドバ【Padova】

イタリア北東部の都市。化学・繊維などの工業が発達。ガリレイが教えたパドバ大学(1222年創立)がある。パドワ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

パドバ
ぱどば
Padova

イタリア北東部、ベネト州パドバ県の県都。人口20万3350(2001国勢調査速報値)。英語名パドゥアPadua。バッキリオーネ川沿いに位置し、高速道路や鉄道の幹線が通る交通の要地である。工業も発達し、とくに機械、金属、化学、食品、繊維などの工業が盛んである。1222年に創設されたパドバ大学は、イタリアではボローニャ大学に次いで歴史が古く、1592年から1610年にかけてガリレイが数学教授を務めた。聖アントニウスの墓があるサンタントニオ教会(13世紀)は重要な巡礼地となっている。ほかに、聖母マリアイエスの生涯を描いたジョットの壁画で知られるスクロベーニ礼拝堂(14世紀)、ドナテッロによるブロンズ像の傑作『ガッタメラータ将軍騎馬像』(1453)など、市内には中世からルネサンス期にかけての美術や建築が多数存在する。[堺 憲一]

歴史

紀元前4世紀に建設され、ローマと関係を保ちつつ発展した。帝政期に農・工業の中心地となり、ことに羊毛と織物の産地として有名であった。またローマの歴史家リウィウス誕生の地でもある。ゴート人やフン人による破壊ののち、カロリング朝期には多くの特権を得て再興され、12世紀に自由都市となるが、1318年カッラーラ家の支配下に入った。しかしその間も毛織物と絹織物が盛んで、この時期はパドバの最盛期にあたり、現在の中心街はこのころに建造されている。1405年ベネチアの勢力圏に編入されるが、繁栄は続いた。短いフランス統治時代を挟み、1797年よりオーストリア領となったのち、1866年イタリア王国に統一された。[在里寛司]

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