コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ロト Lot

翻訳|Lot

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ロト
Lot

旧約聖書中の人物。アブラハムの弟ハランの子。モアブ人アンモン人の先祖。アブラハムに従ってカナンへ移ったが,ベテル付近でアブラハムと別れ,肥沃なヨルダンの谷を選んだ。ここにソドムとゴモラが建設された。ロトはソドムの滅亡に際し,神の使いの警告に従って妻と2人の娘を伴って脱出。妻は警告を破って振返り塩の柱となったが,ロトと娘たちは死海東方の山中に逃れた。娘たちは,かつて睡眠中の父と相姦し,それぞれモアブとベニアミンを生んだ (創世記 12~19章) 。この物語には,アンモンやモアブに対する,イスラエルの優位という歴史的背景があると思われる。ロトは絶えずアブラハムの保護を必要とするほど弱く描かれ,彼と娘たちとの関係は,アンモンとモアブの血筋を不名誉なものにしている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

デジタル大辞泉の解説

ロト(lot)

《「ロット」とも》
くじ。抽選。また、宝くじで、数十個の数字の中からいくつかの数字を選び、抽選された数個の当たり数字との合致数に応じて当選金を配分する方法。
一般的に、分け前。→ロット

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラスの解説

ロト

日本のアニメーション番組『ザ☆ウルトラマン』(1979~80)に登場するキャラクター。惑星U40に住むウルトラ族の戦士のひとり。主な必殺技は、ロトラリア光線。

ロト

ロールプレイングゲーム、「ドラゴンクエスト」シリーズの世界、主に初期3作で真の勇者に与えられる称号アレフガルドを救った伝説の勇者の名。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典 第2版の解説

ロト【Lot】

古代イスラエルの族長アブラハムの甥。アブラハムが故郷のウルを離れてカナンの地に移住したとき,同行した。そこで家畜を増やしたロトはアブラハムから別れて山地を下り,ヨルダン低地のソドムに移住して寄留身分となった(《創世記》13)。この町の退廃のゆえに神が処罰を決意したことを2人の神の使いがロトに告げ,その一家がこの町を急いで立ちのくように勧告した。ロトはその妻と2人の娘とでソドムを離れたが,うしろを振り向くなという神の使いの禁令をロトの妻が破って,焼ける町を見たため,塩の柱に変えられたという(同19)。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ロト
ろと
lヘブライ語

イスラエル民族の族長アブラハム(アブラム)の甥(おい)。『旧約聖書』「創世記」によれば、ロトは伯父アブラハムとともに古代オリエント世界を転々とする(12~13章)。古代地図上でそれをたどると、いわゆる「肥沃(ひよく)な三日月地帯」の周辺地に位置づけられる。さらに「創世記」によれば、この伯父と甥はやがて別々に遊牧する(13章5節以下)。群れ(とくに家畜)の増加が牧草地の再生力を損わないための、遊牧民の知恵である。ソドムに天幕を移したロトは、2人の天使から、神の怒りに触れて町が滅ぼされると警告され、ヨルダン東方の山地に難を逃れる。そこで彼は2人の娘と近親相姦(そうかん)によって2人の子供をもうけ、モアブ人とアンモン人の先祖となる(19章)。ロトは、両民族が定住した土地の最初の居住者と推定される。[定形日佐雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ロトの関連キーワードメチルクロトニルCoAカルボキシラーゼ欠損ロトルア・ニュージーランドマラソンブレンステッド‐ラウリの酸塩基理論ヴィンチェンツァ パストレッリロト・ナンバーズ「超」的中法ネットワークプロトコルヘスス ロペス・コボスロールプレイングゲームツール・ド・フランスイスラム教と同性愛プロトロンビン指数トロンボプラスチン低プロトロンビン血ガロンヌ[川]通信プロトコルロカマドゥールギュイエンヌMac IPモーフォシス吉田明花音

今日のキーワード

いい夫婦の日

11月22日。通商産業省(現経済産業省)が制定。パートナーへの感謝の意を示し、絆を深める。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

ロトの関連情報