ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説
ローデシア=ニアサランド連邦
ローデシア=ニアサランドれんぽう
Federation of Rhodesia and Nyasaland
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1953~63年にかけて結成された旧イギリス領の南ローデシア(現ジンバブエ)、北ローデシア(現ザンビア)、ニアサランド(現マラウイ)の三国による連邦。北ローデシアの銅資源に着目した南ローデシアの白人により提起され、アフリカ人労働力の豊富なニアサランドを加える形で成立した。銅開発による収益の大半は、資本と技術を提供した南ローデシアにもたらされた。しかし連邦結成に反対する三国のアフリカ人の運動がその後の民族独立運動に継承されたため、わずか11年で解体した。その翌年北ローデシアとニアサランドは独立したが、南ローデシアの白人支配は1980年のジンバブエ独立まで続いた。
[林 晃史]
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