パートナーシップ(英語表記)partnership

翻訳|partnership

デジタル大辞泉 「パートナーシップ」の意味・読み・例文・類語

パートナーシップ(partnership)

協力関係。共同提携
英国米国で、複数個人または法人が共同で出資し、共同で事業を営む組織日本組合3に類似する事業体。出資者はパートナーと呼ばれ、組織を所有する。

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精選版 日本国語大辞典 「パートナーシップ」の意味・読み・例文・類語

パートナー‐シップ

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] partnership ) 協力関係。共同。提携。〔音引正解近代新用語辞典(1928)〕

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「パートナーシップ」の意味・わかりやすい解説

パートナーシップ
partnership

英米法で認められている共同企業形態一種で,2人以上の人間が金銭労務,技術などを出資してなされる共同の営利行為関係またはその契約。日本の合資会社,合名会社がこの形態に近い。共同行為者の業務執行権と責任範囲の違いによって,ゼネラル・パートナーシップリミテッド・パートナーシップに区別される。前者は構成員が通常全員業務の執行権を有し,パートナーシップの債務については対第三者に関して無限責任を負う。後者は有限責任パートナーと無限責任パートナーから構成され,無限責任パートナーはゼネラル・パートナーシップのパートナーと同一の権利,責任を有するが,有限責任パートナーは出資の範囲内で責任を負う。また業務の目的によってトレーディング・パートナーシップとノントレーディング・パートナーシップとに分類される。前者は売買,建築,製造などの商行為を営むものをいい,後者は弁護士,会計士,医師などの専門的職業を営むものをいう。

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世界大百科事典(旧版)内のパートナーシップの言及

【会社】より

…16世紀南ドイツのラーフェンスブルク会社フッガー家なども,ほぼ同様の企業形態をもっていた。イギリスではこの種の会社をパートナーシップpartnershipと呼んだ。それらとは別に,特定の地域,特定の経済活動を独占する商人団体が存在した。…

※「パートナーシップ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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