ローマ史論(読み)ろーましろん(英語表記)Discorsi sopra la prima deca di Tito Livio

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ローマ史論
ろーましろん
Discorsi sopra la prima deca di Tito Livio

正式には『ティトス・リウィウスの最初の十巻についての論考』という。マキャベッリの代表作。彼がフィレンツェの文化人サークルで、ローマの歴史家リウィウスの『歴史』に加えた注解を集めた作品である。ここでマキャベッリは共和政ローマがどのような原因によってあのように広大な領域を支配するに至ったのかに関心を注ぎ、ローマの政治体制や軍制、さらにはローマ人のとった政策や戦術を当時のイタリアを念頭に置きつつ分析した。[佐々木毅]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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